私のクライアントの方の相棒の方が、食道癌のendstage.
医師からは一週間持たないだろうと言われ、クライアントの彼女は彼を退院させ在宅ホスピスを選択した。
彼は前から、私と医師としてでなく、人として話がしたいと言っていたという。
昼休みをつぶして、私は医師としてでなく、個人として彼を見舞うことにした。
やせ細っている彼。モルヒネで意識もはっきりしていない。
だが、私は彼に会いたかった。
辞めていた煙草だが、彼と一緒に吸いながら、ひとときをすごした。
余命一週間と言われている彼の顔を見れて良かった。
改めて考えるが、往診という医療にもう少しこの国は再考すべきではないだろうか。
私が彼の立場だったら、そう考えると、色々な考えが頭を巡る。
外科医、内科医、精神科医がチームとなって在宅医療、在宅ホスピスということをもっと真剣に考えてもよいのではないか?
これからの医療、私には色々アイディアはある。ただ、クリニックという中小企業だけに難しい面もある。
小回りの効くクリニックレベルでそれができるような、そういう医療は無いのだろうか?
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