今週は我がクリニックもレセプトで大忙し。
サービス残業で今し方帰ってきました。
事務で入って来た新人スタッフと協力して、PCと照らし合わせ作業。
さて、この新人スタッフに、精神医療総論を教育する役目を院長から仰せつかりました。
クリニックの事務というのは、特に精神科では、重要な役割を担います。
まず、フロントラインでクライアントと接するのは事務の方々ですからね。
ある程度、予備知識が無いと、患者さんも、事務の方々も疲弊することになりかねません。
なぜなら、クライアントが困った時に、クリニックに電話で問い合わせ、相談をしたり、
窓口対応をするのは事務の方々なのですから。
さてと、どうしようかなと。
従来型の精神医学、DSM型の精神医学、教科書的に考えたら、そういう総論になるのですが、
それでは、あまりにも工夫が無い気がします。紋切り型になっても困りますし、
この病気にはこの対応というマニュアルは存在しない世界。
そこで、中観思想の私は、クリニックの事務レベルでは、若干型破りかもしれませんが、
密教、顕教形式で総論を教えようと考えました。
とりあえず、まず、気のtuningから始めようと考えています。
今日も残業しながら、雑談形式で、彼女の未来、抽象度を上げるような
そういう会話をしながらレセプトとにらめっこしてました。
まず、気の世界、抽象度を拡大して、そこで知識を入れるというやり方です。
人にものを教えるというのは大変な作業でもありますが、逆に言えば、
自分の盲点を知る作業でもあります。
異なる脳、気の世界のtuningを合わせることが、その作業の入り口だと考えました。
人にものを教えるというのは、人からものを教わることでもあります。
今の彼女にドーパミンやセロトニンの経路を教えるより、
まずは、総論として、東洋医学的というか気の雰囲気を、
理解してもらい、そこから、顕教、すなわち総論に行けば良いのかなと思いました。
さて、顕教用の、テキストを自作するか、何か教科書を選ぶか、、
試行錯誤していますが、近いうちに実施する予定です。
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