政権交代、世間は医療の充実を期待しているものと思っていました。
で、ここに来て、診療報酬を巡って、厚労省のとっても優秀な方々と政治家、中狂医とのやりとり。
ここで、医師会が外れているところが笑える。
これまで、医療費を削減すべく、やってきた政権。
政権交代で何が期待できるか??
私レベルの、クリニックの勤務医レベルでは、給料減少くらいしか期待できないしww
開業医と勤務医の年収の格差が議論として取り上げられているようですが、それは医療の質と別問題だし、ましてや、私の様な、開業医に雇われている勤務医の立場は??
経営、医療に携わるものと、医療にのみ専念できる医者とのスタンス、報酬は変わって当然だと思うのですが。
ましてや、精神医療に関して、国はどう見ているのでしょう?
現在の、診療報酬は5分以上いくらと、まるで、キャバクラの様な精神診療の算定をしています。
おかしくね?
長年付き合っている患者さんだと、ものの2分で具合がわかることもあるし、
初診だと相当な時間を費やしますし。
国は精神医療を、お話の長さを基準にして、キャバクラ営業をしているのが、現状なのです。
しかも、その、キャバクラ営業、値段下がってるし!!
精神医療は患者さんと医師のラポール、信頼関係で、回復の度合いは違うと考えています。
それは時間で計れないし、時間をかけて患者さんをじっくり見るほど、(すなわち、一日の患者さんの数が減る)収入が減るというおかしな社会です。
これだけ、国の腐った舵取りの影響で、鬱病の患者が増えているのに、、、
私としては、じっくり、患者さんと話し合いながら、診療の計画を話合って決めたい。
しかし、国が邪魔する。
そういう図式がまかり通っているのは、おかしくないですか?
今回の、厚労省の精神医療に対する、スタンスをじっくり見るつもりです。
馬鹿なスタンスを見せたら、自殺者が増えるかもしれないってことに、気がついてほしいものです。
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